育児

絵本1日10冊読んだら1歳半でひらがなマスターした!ずぼらでもできる工夫とは?

子どもの文字の読み書きは親にとって悩みの種になりがちです。お友達はひらがなが読めるのに自分のこどもは読めないと焦っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。もしくは、子どもはまだ小さいけど、早くひらがなが読めるようになってほしいという方もいらっしゃるかと思います。

私は現在2歳1か月の娘がいます。娘には生後2か月から絵本の読み聞かせを行い、1日10冊以上の絵本を読んできました。その成果もあってか、娘は生後7か月で文字のみの背表紙で好きな絵本を探し出していましたし、1歳になる頃にはひらがなが読めるようになっていました。現在2歳1か月の時点では、よく見聞きする単語であれば、カタカナと漢字も含めて単語で読めるようになっています。

結論から言うと「とにかくインプットとアウトプットを行う」ことです。

しかしこれではピンとこないと思います。

私はワーキングマザーでかなりずぼらなので、具体的にどうしたら継続できるのかを工夫をご紹介していきます。

文字は「教え」なくても、自然と読めるようになるようになる

とにかく子どもが楽しんで文字や絵本に興味を持つことが大切です。絵本が大好きになれば子どものほうがから読んでとせがまれ、気づいたら何冊も読んでいるという状況になります。

絵本を1日10冊以上読み聞かせる

育休中に読んだ本にも絵本の読み聞かせの重要性が書かれていました。

  • ザ・ギフティッド 14歳でカナダのトップ大学に合格した天才児の勉強法
  • 「灘⇒東大理Ⅲ」の3兄弟を育てた母の秀才の育て方

「灘⇒東大理Ⅲ」の3兄弟を育てた母の秀才の育て方を執筆した佐藤ママはテレビにも出演するほど有名なママですが、この本には絵本は1日10冊以上と明記していました。

絵本は床に10冊くらいずつ積み上げるだけ

なかなか絵本に興味を持ってくれない…

という方は、絵本をどのように家に置いていますか?きちんと整頓して本棚に収納していませんか?

すぐそばにある本と、隣の部屋の本棚にある本とだとどちらが手に取りやすいでしょうか。こどもの興味はその一瞬しか持続しません。大人だってすぐそばにある本を手に取るでしょう。

我が家はリビングの隣の和室でよく過ごすので、その部屋に絵本を無造作に積み上げています。10冊程度の本の山が部屋の隅にいくつかあります。私も最初は積み重ねてあるだけの本は、本棚より取り出しにくいと思っていました。ところが、6か月くらいでうつぶせて過ごすことになれた子どもにとっては、積み重ねた本のほうが上から崩していくだけなので自分の読みたい本が出てくるまで本をどかしていくだけなのです。1冊ずつどかしていけば、表紙も見れるので紙芝居のようで楽しいようです。本棚の本を取り出すというのは複雑な動作が必要なうえに表紙をみるのも一苦労です。

積み上げることで、弱い本でなければルンバも避けてくれます。

絵本は買わずに図書館で

たくさん読むには絵本が必要だけど、お金がかかるし場所も取るなと不安になる方もいらっしゃるでしょう。我が家はほとんど本を購入していません。気に入った本は一部買いましたが、ほとんどが図書館か頂き物です。特に図書館は活用しています。

例えば我が家は家族3人の貸し出しカードを作り、3人分で貸し出ししてくれる冊数いっぱい借ります。我が家の自治体は1人10冊までなので30冊の絵本を借りています。2週間貸し出しですが、その本の予約が入っていなければネットでの手続きでさらに2週間延長ができるため、毎回借りてすぐに延長手続きをして4週間借りています。1か月に1回であれば図書館に行くのもそう苦ではありません。

返却したらまた30冊借りるを繰り返せば自然と家に絵本があふれる環境になります。

図書館だといろいろな種類の本が読めます。自分の子どもが好きな絵本の共通点がわかればチャンスです。

1冊を10回でもよい

1日10冊と聞くと絵本選びも大変だし、できる気がしない!という方も多いでしょう。子どもは1度読んでも何度も同じ本を読みたがります。「もう1回!」とせがまれたら、満足するまで何度も読みましょう。その分は1冊としてカウントしてOKです。

図書館ヘビーユーザーの私が司書さんから受けたアドバイスでは、子どもはすぐ飛ばすページがあったり、何度も読みたがるパージがあったりするが、子どものしたいようにさせたほうが良いとのことでした。とにかく子どもの興味の赴くまま寄り添ってあげましょう。

実際にひらがなが読めるようになるには?

我が家の場合、一番お気に入りの本の題名を指さし、こちらが聞いていないのに「わ」と、ひらがなを読みました。子どもは喋れないだけで、頭で理解していますし、覚えています。なかなか子どもから読んでくれないときは、一番のお気に入りの表紙の題名(文字が大きいので)を指さし、なんて書いてある?と聞いてみましょう。間違っても否定せずなるべく褒めつつ、正しい読みで読んであげましょう。

ある程度読めるようになってきたら?

子どもにどんどん読んでもらい、読めたらたくさん褒めましょう。ここで大切なのは、読めるようになってきたからと言って、読み聞かせを減らしたり、やめたりしないことです。どんどん読むことで子どもの読む速度も上がりますし、語彙も増えていきますよ。